昭和41年、八代目・林家正蔵(後の彦六)の内輪。
昭和42年、橘右近師より「寄席文字」を学ぶ。後に今村恒美画伯より「江戸の風俗習慣」などを学ぶ。鏡味弥生師より「江戸曲独楽」を習得。平成17年3月、江戸曲独楽「やなぎ」の家号を継承し、「みす乃家」改め「やなぎ南玉」を襲名。
平成20年、ブラジル移民百周年公演(国際交流基金芸術助演事業)出演。カンボジア公演(文化庁芸術交流支援事業)出演。
太神楽曲芸協会理事
(公社)落語芸術協会
プログラム概要
イベントレポート
日時・会場
令和6年11月16日(土)Saturday, November 16, 2024
【午前の部】10:30~11:30
【午後の部】13:30~14:30
たなか舞台芸術スタジオ
(台東区日本堤2-25-4)(2-25-4 Nihonzutsumi, Taito city)
プログラム内容
曲独楽(きょくごま)とは、大小の独楽を巧みに操り、回した独楽を開いた扇子の上に乗せたり、刀の刃や糸の上を移動させたりするなど、さまざまな独楽の曲芸を披露する伝統芸能のひとつです。
江戸時代に博多で生まれ、江戸に伝わり受け継がれ、寄席の演芸としても高い人気を誇ります。
曲独楽は心棒が鉄で作られているのが特徴で、回すときにヒモは使わず、親指と人差し指で回転させます。
あなたもこの貴重な機会に回してみよう!
昭和41年、八代目・林家正蔵(後の彦六)の内輪。
昭和42年、橘右近師より「寄席文字」を学ぶ。後に今村恒美画伯より「江戸の風俗習慣」などを学ぶ。鏡味弥生師より「江戸曲独楽」を習得。平成17年3月、江戸曲独楽「やなぎ」の家号を継承し、「みす乃家」改め「やなぎ南玉」を襲名。
平成20年、ブラジル移民百周年公演(国際交流基金芸術助演事業)出演。カンボジア公演(文化庁芸術交流支援事業)出演。
太神楽曲芸協会理事
(公社)落語芸術協会
鑑賞・参加方法
WEBまたはハガキにて申し込み
【WEB申込】
申込フォームよりお申込みください。
【ハガキ申込】[Postcard application]
ワークショップ名、希望する回(午前/午後/どちらでもよい)、郵便番号、住所、参加者氏名(2名まで)、ふりがな、参加者年齢、保護者氏名、電話番号を記入して、下記に郵送してください。
〒110-8615(住所不要)
台東区役所 文化振興課内Taito city Office, Cultural Promotion Division
江戸まちたいとう芸楽祭実行委員会事務局
「曲独楽にチャレンジ!」受付係
【料金】無料
【申込期間】令和6年8月23日(金)~10月15日(火)必着
【追加募集】令和6年10月25日(金)~11月12日(火)必着
【当日受付】午前の部 受付開始時間 10:15~10:30
午後の部 受付開始時間 13:15~13:30
【対象】小学生から高校生まで
【定員】各回20名
※申込み多数の場合は抽選とし、当選通知の発送をもって当選発表と代えさせていただきます。落選の通知は行いませんので、ご了承ください。
※10月31日頃を目途に当選者に直接通知いたします。
※当日受付については、定員に達し次第終了となります。
※参加の方は保護者も含め、上履きをご持参ください。
お問い合わせ
江戸まちたいとう芸楽祭Edomachi Taito Geirakusai実行委員会事務局
(台東区役所9階④番文化振興課内)(Taito city Office, 9th floor, Cultural Promotion Division No.4)
☎03-5246-1328(9:00~17:00、土・日・祝日を除く)
「曲独楽(きょくごま)にチャレンジ!」ワークショップは、やなぎ南玉さん、アシスタントのやなぎ弥七さんを講師に迎え、たなか舞台芸術スタジオにて開催されました。
開始前、集まった子ども達は事前に準備された独楽を見ながら、「これからどんなことがはじまるのだろう?」とわくわくした様子でした。
お囃子の音楽とともに講師の先生たちが登場し、まず最初にやなぎ弥七さんが基本の曲独楽の回し方を披露してくれました。普段よく目にする、ひもを使ったり手をこすって回す独楽とは違い、曲独楽は心棒を親指と人差し指の間で包み込むようにして持ち、くるくると手首を回し振動を与えて回転させます。
「では、自分たちで回してみましょう!」というやなぎ南玉さんの掛け声で、子ども達がいざ独楽回しに挑戦!しかし、いざ挑戦してみると、なかなか先生のようにはうまくいきません。それでも「自分で回してみたい!」という気持ちで何度も挑戦し、少しでも独楽が回ると「やったー!」と声を出して、喜んでいる様子が印象的でした。
次に先生方が回した独楽を、それぞれ手の平に乗せてもらう体験を行いました。
先生が手の上で独楽を回しているのは簡単そうに見えますが、自分の手の平ではなかなかうまく回り続けません。
やなぎ南玉さん曰く、まっすぐ回せるまでに1年、手の平に乗せるまで3年とのことでした。
その後は席に戻り、やなぎ南玉さんにいくつかの技を披露していただきました。
扇子の上で独楽を回し、徐々に扇子を広げていく「末広がり」、約50cmの日本刀の刃の上を回った独楽が渡っていく「真剣刃渡り」、キセルの吸い口ほどの小さな先っぽの竿の上で独楽を回し、自由自在に竿を傾けたり戻したりする「風車」など様々な技が登場しました。途中で子ども達自ら立ち上がってより近くで見える位置に行ったり、「えー、これどうなってるの?」と言ったり、曲独楽にすっかり夢中になっているようでした。
最後に、ベニヤ板の上に小さな独楽を5つ乗せて、そのうちの1つだけを回す「五色の独楽」にみんなで挑戦することになりました。まずは1つの独楽から、2つ、3つ・・・と数を増やしてチャレンジしていきます。
小さな子から小学生まで、みんな集中して取り組んでいました。中にはなんと5つでも成功する子もいて、会場は大盛り上がりでした。
ワークショップが終わった後も子ども達は会場に残り、引き続き曲独楽に挑戦していました。今度は子ども達が、親御さんに独楽の回し方を教えながら家族みんなでチャレンジしていた姿に、なんだかほっと温かい気持ちになりました。
coming soon
芸楽祭の概要に関するチラシ・パンフレット(PDF形式)や、バナーを用意しております。
ご自由にダウンロードしてご利用ください。
We are prepared for leaflet,brouchure about outline and banners of Geirakusai.
Please feel free to dawnload the followings.