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演劇「中高生ステージ」 “junior and senior high school stage”
『夏の終わり。共演。』

台東区内の中学・高校演劇部が一堂に会し、日頃の稽古の成果を発表する演劇「中高生ステージ」!The drama clubs of junior and senior high schools in Taito city will come together to present the results of their daily practice in the play "junior and senior high school stage"!
プロ野球にも負けない魅力が高校野球にあるように、未熟さの残る中高生の演技は、時に、プロのそれよりも強く私たちの心を打ちます。演目には、彼らの悩みや葛藤が反映されているものも多く、中高生たちが感じているリアルを垣間見られるのも魅力です。

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    イベントレポート

日時・会場

日時

令和6年9月1日(日)Sunday, September 1, 2024
9:40開場 10:00開演 16:45終演(予定)

会場

生涯学習センター ミレニアムホール
(台東区西浅草3-25-16 2階)(2nd floor, 3-25-16 Nishiasakusa, Taito city)

Google map

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プログラム内容

「江戸まちたいとう芸楽祭」のプレイベント 演劇「中高生ステージjunior and senior high school stage」!
区立・都立・私立の垣根を越えた台東区内8つの中学校・高校の演劇部がミレニアムホールに一堂に会し、日頃の稽古の成果を発表します。
中高生たちによる活気に溢れたステージをぜひご覧ください!

タイムテーブル

 9:40~      開場9:40-Doors open
10:00~10:30 駒形中学校Komagata Junior High School
10:45~11:15 柏葉中学校Hakuyo Junior High School
11:30~12:00 御徒町台東中学校Okachimachi Taito Junior High School
12:00~13:00 <休憩>Break
13:00~13:30 白鷗高等学校附属中学校・高等学校Hakuo Junior and Senior High School
13:45~14:15 上野学園中学校・高等学校Ueno Gakuen Junior and Senior High School
14:30~15:00 上野高等学校Ueno High School
15:15~15:45 忍岡高等学校Shinobugaoka High School
16:00~16:30 岩倉高等学校Iwakura High School
16:30~16:45 講評Commentary

参加校のご紹介

駒形中学校Komagata Junior High School

タイトル:バナナの国から来たバナナ 作:松岡 晶子
現在部員5名、学年を越え和気あいあと活動しています。自分の立ち姿を認識することから始まり、発声・滑舌・ストレッチを行いつつ、エチュードを通して演劇力を日々磨いています。

柏葉中学校Hakuyo Junior High School

タイトル:嘘屋 作:穂村 一彦
柏葉中学校演劇部は、現在部員7名で毎日楽しく元気に活動しています。今年は初めて、ブラックファンタジーの世界に挑戦!部員全員で力を合わせて作り上げた最高の舞台をお楽しみください。

御徒町台東中学校Okachimachi Taito Junior High School

タイトル:「         」とさけびました。 作:若狭 明美
明るく元気な部員17名で活動しています。芸楽祭には初参加です。新たな舞台で演技ができることを楽しみに、日々の稽古を頑張ります!

白鷗高等学校附属中学校・高等学校Hakuo Junior and Senior High School

タイトル:しあわせ
私達は25人で賑やかに活動しています。今回は初の試みとなる中高合同作品に挑戦しました。練習日の調整、新しい出会いに戸惑いながら全力で完成させました。ぜひお楽しみ下さい!

上野学園中学校・高等学校Ueno Gakuen Junior and Senior High School

タイトル:Alice~世界がアリスの夢だったら~ 脚本:西本 綾子
こんにちは!上野学園演劇部です!今年は、新入生が14人増え、部員数が18人になりました!!舞台を全力で楽しみつつ、より良いものを皆さんに届けられるよう頑張ります!!

上野高等学校Ueno High School

タイトル:人形の糸が切れるまで
都立上野高校演劇部は、新たに7人の新入部員を迎え、現在10人で活動しています。
「十人十色」と言いますが、この10人でしか作り出せない”上野カラー”で舞台を染め上げます。ぜひお楽しみください。

忍岡高等学校Shinobugaoka High School

タイトル:宙ぶらりマリオネット50 作:中村 あすか
今年もまた芸楽祭「中高生ステージ」に参加することになりました。先輩方も演じてきたように私たちも精一杯お客様に楽しんでもらえるような舞台をお届けしたいと思います。

岩倉高等学校Iwakura High School

タイトル:部活大戦争 作:百合鈴 愛恵
岩倉高校演劇部です!今年度は新入部員が2名と寂しい状況でしたが、超個性的な12名の先輩たちと一緒に楽しく活動しています!常に全力投球です。乞うご期待!

<ご案内>

  • ※出演者、内容、時間等は予告なく変更になる場合があります。
    また、感染症や天候等の事情により、急遽プログラムが変更・中止となる場合があります。予めご了承ください。

鑑賞・参加方法

お申し込み方法

無料・事前申込不要
※入退場自由ですが、上演時間中の入退場はお控えください。
※満席の場合は入場を制限することがあります。
※客席内でのご飲食・写真撮影・録画・録音は固くお断りします。

お問い合わせ

江戸まちたいとう芸楽祭Edomachi Taito Geirakusai実行委員会事務局
(台東区役所9階④番文化振興課内)(Taito city Office, 9th floor, Cultural Promotion Division No.4)
03-5246-1328(9:00~17:00、土・日・祝日を除く)

演劇「中高生ステージ」は、台風第10号の影響で開催が心配されましたが、9月1日(日)にミレニアムホールで無事開催されました。台東区内8校の中学・高校演劇部が参加し、そのうち2校は中学校・高校の合同公演を行いました。今年は、生徒が司会を担当し、開演の前後に出演校の生徒とトークを繰り広げる新しい演出となっていました。雨にもかかわらず、多くの一般のお客様にもご来場いただき、会場内は大いに盛り上がっていました。

 トップバッターは駒形中学校で『バナナの国から来たバナナ』。4人(4本?)の品種の違ったバナナたちが自分たちの将来を見つめる物語です。「自分がなりたい自分になれば良いんだよ」というセリフと「バナナのマッチョ体操」が印象的で、ダンスもあり、会場内も手拍子と笑いで包まれていました。

 2番手は柏葉中学校の『嘘屋』。「どんな嘘でも買い取ります。どんな嘘でもお売りします。」という嘘を売買できる不思議なお店「嘘屋」を舞台に、お金に目がくらんだ娘と家族の物語です。お金に目がくらんだ娘が、自分の秘密の嘘を高い値段で買い取ってもらうことで人生が大きく変わってしまいます。最後のどんでん返しがとっても怖かったです!舞台の大道具、小道具、衣装にも力が入っていて、準備や稽古に相当時間をかけていたと感じられました。

 3番手は御徒町台東中学校の『「   」とさけびました。』。自由奔放なお姫様が「おとぎ話」を求めて旅をする話です。旅の途中でお姫様が出会った王子様に、なんと「ト書き」が恋をしていてなかなか劇が進行しないという驚きの展開でした。実は「ト書き」の思いに王子様も気が付いていたという、ほっこりして笑いありの楽しい物語でした。大道具、衣装も凝っていて、舞台転換も息がぴったり合っていました。

そして、昼休憩を挟み、午後の部が始まりました。4番手は中学校・高校が合同で参加した白鷗高等学校附属中学校・高等学校の『しあわせ』。ある「アイテム」を使うと、自分の願いが叶う代わりに自分の大切な記憶が1つ消されてしまうとしたら、皆さんはどうしますか?という葛藤を描いた話です。登場人物にはそれぞれ「思い」があり、その「アイテム」を使って後悔しない道を選ぶのですが、失うものもあり、登場人物の背景や決断が心に沁みた感動作でした。

 5番手は上野学園中学校・高等学校の『Alice~世界がアリスの夢だったら~』。恋人の事故死を受け入れられず「夢の中」に逃げ込んだ姉を救い出す、妹・アリスの物語です。(アリスが姉に)生きていたら辛い目にいっぱい遭うが、良いことだっていっぱいある、私は未来をあきらめない!というところがぐっと胸に刺さりました。芝居のテンポも照明や音響との組み合わせが素晴らしく、衣装も明るく華やかでチームワークが抜群でした。

 6番手は上野高校の『人形の糸が切れるまで』。嵐のなかで、携帯の電波も通じない山奥の大きな屋敷に取り残された7名とその場所で食事などを用意してくれるメイドの話です。7名にはそれぞれ事情がある様子だが、一人また一人と殺されていき最後は全員が死んでしまう…最後の一人が亡くなると椅子の上の人形がすっと落ちるシーンは怖かったです。まさに実社会にも存在しそうな登場人物の個性がとても印象的で、上手に描かれていました。

 7番手は忍岡高校の『宙ぶらりマリオネット』。演出家の不祥事によって公演中止となってしまったなかで、出演者やスタッフといった当事者たちの気持ちを表現した話です。関係者がどこまで責任を負うのか、負うべきなのか非常に難しい問題で、悪いのは誰かといえば、演出家であって劇ではないのでは・・・?!、そんな見方も一つの意見であると思いました。大きな問いや怒りを歌と踊りとパワーで表現されていて圧倒されました。

 最後の8番手は岩倉高校の『部活大戦争』。新入部員獲得の為、運動部・文化部の部長会議が行われる話です。それぞれ自分の部活の特徴や素晴らしさを語りますが、互いに足を引っ張る発言(例えば、水泳部は「夏しか華がない」、弓道部は「運動部感無し、文化部だ!」、家庭部は「部活感がない」、演劇部は「演技が臭く、地味」など)もあり、会場は大爆笑!各部の部長の服装はそれぞれの部活動の衣装で演者の個性もよく表現されていました。

 全ての学校の上演が終了した後、演劇の専門家の皆様から暖かい応援メッセージを頂き、最後に学校ごとに記念撮影をして終了しました。
 今年の夏も大変暑かったですが、各学校が夏休みに相当な稽古や準備をされたことと思います。参加8校それぞれの学校の特色や個性が光った見ごたえある舞台の、まさに「共演」でした!

coming soon

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