演劇連携公演
劇団ファミリアTheater company Familia 『Laying it at the Door』
劇団ファミリアTheater company Familia 第14回公演
これは女の子による、女の子の、みんなのためのミステリー!
クセの強すぎる女探偵たちが、おしゃべり片手に人情の町・浅草を駆け抜ける!
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プログラム概要
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イベントレポート
日時・会場
- 日時
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令和6年1月19日(金)Janualy 19(Friday)202419:00開演
令和6年1月20日(土)Janualy 20(Saturday)202413:30開演、19:00開演
令和6年1月21日(日)Janualy 21(Sunday)202413:30開演
- 会場
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上野ストアハウス(台東区北上野1-6-11 NORDビルB1)
※自転車・自動車共に駐車場のご用意はありません
プログラム内容
ストーリー
自称・名探偵のつばめは、事件に飢えていた。
その自信とはうらはらに依頼はなく、常に金欠。
今日も大事件の依頼がないことを、相棒の永遠子に愚痴っている。
そんなある日、人気女優の婚約者を探して欲しいという依頼が舞い込んだ。
その女優は浅草で映画を撮影する予定だというが…。
出演者・スタッフ
脚本・演出:鮎川いの
出演者:坂内琴音、早見蛍、豆田ゆか、Riyona、夕実カヲル、小泉日向
制作:バスタInc.
劇団概要
女子中学・高等学校の演劇部のメンバーが集結し、2016年高校卒業を前に旗揚げをした、女性のみで構成された劇団ファミリア。Theater company Familia.旗揚げした2016年~2022年までに、13回の公演(ステージ数27回)を主催。オリジナル脚本で上演しており(第10回を除く)作品数は短編を含め22本ある。感染症による様々な制限の解除で、本格的に始動。今回はその第一弾となる。
鑑賞・参加方法How to watch
- お申し込み方法
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下記の購入先カンフェティにて、前売販売のお申し込みを受け付けします。
※未就学児のご入場はご遠慮いただいております。
【料金(税込)】
全席自由席
<前売>
一般 4,000円
中高生 2,000円(メール受付でのみ取扱い)
<当日>
4,500円
【販売開始日時】
令和5年10月20日(金)
【購入先】
(WEB購入)https://www.confetti-web.com/gekidan-familia14
(メール受付)ticket.gekidanfamilia@gmail.com
(電話受付)無/SMS対応のみ 090-5156-1694
- 区民招待について
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◆◆◆当選された方にチケットを発送しました◆◆◆
区内在住・在勤(学)の方を抽選でご招待します。
ご応募は、WEBまたはハガキで受付します。
◆区民招待日時
①1月19日(金)19:00
②1月20日(土)13:30
③1月20日(土)19:00
④1月21日(日)13:30
【WEBでの申込み】
申込フォームより申し込んでください。
【ハガキでの申込】
希望の公演名、招待日時、希望人数(2人まで)、郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、電話番号、在勤(学)の場合は会社(学校)名、所在地を記入して下記郵送先へ(1人1枚、記入不備、2枚以上は無効)。
[郵送先]
〒110-8615
台東区役所 文化振興課内
江戸まちたいとう芸楽祭実行委員会事務局
「演劇連携公演」区民招待係
【申込締切】
12月15日(金)必着
※応募者多数の場合は、抽選とし、当選の発表はチケットの発送をもって代えさせて頂きます。
※客席までの間に階段があります。予めご了承ください。
お問い合わせ
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劇団ファミリアTheater company Familia
☎ 090-5156-1694
✉ gekidanfamilia@gmail.com
「これは女の子による、女の子の、みんなのためのミステリー!」
出演者6名が全員女性の、劇団ファミリアによる公演『Laying it at the Door』を拝見しました。
劇場に入ると、ステージ中央には公演のタイトルにもなっている「扉」が並べられ、これから始まる物語に期待が高まります。照明が暗くなると、観劇にあたっての注意事項が出演者によって説明されました。出演者は既に役を演じていて、観客と目を合わせたり話しかけたりしながら会場を一気に作品の世界へと引き込んでいきます。
そして「扉」が開き、舞台はこの物語の主人公で自称・名探偵のつばめが拠点としている喫茶店から始まりました。自動車修理工場で働いていて服装や立ち振る舞いが男性的なつばめと、ロリータファッションに身を包み、お金に目がないつばめの相棒・永遠子の凸凹コンビによる、息ぴったりの“おしゃべり”が展開されます。
つばめはいつも血が沸き立つような謎を求めていますが、そんな大事件はつばめの周りでとんと起きていない様子。そこに今回舞い込んできたのが、行方不明になってしまった人気女優の婚約者を探して欲しいという依頼でした。響く銃声、複数の依頼人、双子の女優、芸能界の闇、そして新たな殺人。次々と謎が立ちはだかる中、果たしてつばめたちは事件の真相へとたどり着くことができるのか……。
物語はつばめたちの調査や推理を中心に、事件の関係者たちの過去や心情が分かる場面を挟みながらテンポよく進んでいきます。会話の楽しいつばめたちの探偵パートと、シリアスな雰囲気の関係者パートを行き来しながら、敵地への潜入捜査などわくわくする展開もあり、最後まで観客を飽きさせない工夫がされていました。また、皆の前で事件を解決したと思わせた後に、つばめと対峙した犯人が彼女にだけ明かした本当の事件の真相にも大変驚きました。
出演者は全員女性のため、行方不明になってしまった婚約者は女性が男装をして演じ、そのほかの男性は会話の内容でどんな人物なのか想像させ、当人は不在のまま物語が進行していくのも良い演出でした。どこまでも真実を追い求めようとするつばめと、事件の真相が見えてくる中で調査に迷いが生じる永遠子との対立も、物語に深みを与えています。そのほかの登場人物の造形も非常に魅力的で、この舞台だけで完結してしまうのがもったいないと感じるほどでした。観劇後は、まるで1本の映画を楽しんだような満足感を胸に、劇場を後にしました。
撮影:あくび
coming soon
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