まちかど映画会Machikado Movie Show＆弦楽四重奏ミニコンサート
＠平成小学校体育館

今回のまちかど映画会は、平成小学校体育館にて、子供たちや親子連れを中心に多くの方で賑わう中、『ミニオンズ フィーバー』の上映とともにカルテットアルコの皆さんの弦楽四重奏によるミニコンサートが実施されました。子供たちは、初めて目にしたであろう（会場後方に設置された）大きな映写機械に興味を示すなど、イベントが始まる前からワクワクしながら、とても楽しみにしている様子でした。

最初にミニコンサートが開催されました。第一バイオリン・第二バイオリン・ビオラ・チェロの４つの弦楽器にて編成された弦楽四重奏により、「さんぽ」（映画『となりのトトロ』より）や「Let It Go～ありのままで～」（映画『アナと雪の女王』より）、「炎（ほむら）」（『劇場版鬼滅の刃 無限列車編』より）、「ホール・ニュー・ワールド」（映画『アラジン』より）、「パプリカ」など子供から大人まで誰もが知っていて、馴染みのある楽曲を7曲ご披露いただきました。「さんぽ」や「パプリカ」では、子供たちが演奏に合わせて、リズムに乗ったり、手拍子したり、思わず口ずさむ姿がとても楽しげでした。どの曲も普段とは異なる雰囲気で演奏されていて、本格的な弦楽四重奏の音色にじっくり聞き入っている姿もとても印象的でした。

また、楽曲の合間では、カルテットアルコの皆さんにそれぞれの楽器をご紹介いただき、楽器の大きさや音の違いなど楽器の特徴を分かりやすく説明してもらいました。子供たちも興味津々で、楽器の名前を大きな声で答えたり、とても盛り上がりました。

その後、休憩を挟み、体育館に設置された大きなスクリーンにて、『ミニオンズ フィーバー』が上映されました。場内が暗くなると共に、迫力の画面と臨場感たっぷりの音響により、子供たちは映画の世界にのめり込んでいる様子でした。お馴染みの黄色のかわいい不思議な生き物“ミニオン”を中心に、個性的なキャラクターたちが織り成すハラハラドキドキの展開に釘付けになりながら、この映画シリーズらしいお茶目なシーンでは、笑いが起こるなど、子供たちは映画が終わるまで存分に楽しんでいました。

映画が終わると、親子で感想を話したり、興奮冷めやらない子供たちの姿も見られ、とても満足されている様子でした。映画は、日常生活の中で“非日常”を体験する事ができ、感動や楽しさなどを味わえるだけでなく、様々な興味や関心も喚起してくれると思います。今回の体験をきっかけとして、これからもたくさん親しんでもらえたら嬉しく思いました。