演劇連携公演
マグマ∞(フォーエヴァー)
「南四局は終わらない」
勝負師の物語ではありません
愛おしい人間模様の物語です
忘れてはならない昭和のアナログ達の土性骨が見え隠れする
心温まるお芝居です
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プログラム概要
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イベントレポート
日時・会場
- 日時
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令和5年2月1日(水)19:00
令和5年2月2日(木)14:00
令和5年2月3日(金)14:00
令和5年2月4日(土)14:00
令和5年2月5日(日)14:00
令和5年2月6日(月)14:00
令和5年2月7日(火)19:00
令和5年2月8日(水)14:00
令和5年2月9日(木)14:00
令和5年2月10日(金)19:00
令和5年2月11日(土)14:00
令和5年2月12日(日)14:00
Wednesday, February 1, 2023 to Sunday, February 12, 2023
* We will inform you as soon as the details are decided.
- 会場
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浅草九劇(台東区浅草2-16-2 浅草九倶楽部2階)
プログラム内容
■ストーリー
郊外の、昭和風情の漂う雀荘「朝夕」。
シニア層に人気の健康麻雀は「賭けない」「呑まない」「吸わない」がルールであるが…。
ここに集う近所の老人たちはそんなものクソ喰らえとばかり。
連日賭け麻雀に一喜一憂し「これぞ健康麻雀」と、うそぶいている。
しかし、時代と共に雀荘業界のルールも変わろうとしていた。
俺たちは時代から取り残されてしまうのか…。
憩いの場を守るため、常連たちは一世一代の勝負を仕掛ける。
■スタッフ・キャスト
作・演出:田村孝裕
キャスト:津嘉山正種/片岡富枝/吉本選江/高橋ひろ子/嶋崎伸夫/手塚秀彰/松乃薫/井上智之/松熊つる松/ひがし由貴/尾身美詞
■劇団概要
代々木八幡の行き付けのお店にて。
日頃から芝居談義に華を咲かせている劇団青年座のメンバー7名。
『ねぇ!私達が本当にやりたい芝居を企画しようよ!』
ベテラン女優の鶴の一声。
その指に止まった60代70代を中心とした仲間たち。
熱いものを抱えたメンバーは11名となり、マグマが燃え上がった。
この炎は∞(フォーエヴァー)。
満場一致のラブコールで叶った、今をときめく田村孝裕氏の新作書き下ろし。
顔合わせでは麻雀の話で盛り上がり…
舞台は『雀荘』となりました。
若者に負けないパワーでお届けします。
ひとが愛おしくなる…ものがたり。
鑑賞・参加方法 How to watch
- お申し込み方法
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【料金】全席自由席
5,000円(税込)
【販売開始日(予定)】令和4年12月1日(木)
【購入先】カルテット・オンライン
https://www.quartet-online.net/ticket/magumaforever1
※未就学児のご入場はご遠慮いただいております。
- 区民招待について
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◆◆◆当選された方にチケットを発送しました。◆◆◆
区内在住・在勤(学)の方を抽選でご招待します。
□区民招待日時(各日4名まで)
①2月4日(土)午後2時
②2月5日(日)午後2時
③2月6日(月)午後2時
④2月7日(火)午後7時
ご応募は、WEBまたははがきで受付します。
締切り:1月13日(金)(必着)
応募者多数の場合は、抽選とし、当選の発表はチケットの発送をもって代えさせて頂きます。
【WEBでの申込み】
申込みフォームはこちらから
【ハガキでの申込】
希望の公演名、招待日時、希望人数(2人まで)、郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、電話番号、在勤(学)の場合は会社(学校)名、所在地を記入して下記郵送先へ(1人1枚、記入不備、2枚以上は無効)。
[郵送先]
〒110-8615
台東区役所 文化振興課内
江戸まちたいとう芸楽祭実行委員会事務局
「南四局は終わらない」区民招待係
※客席までの間に階段があります。予めご了承ください。
お問い合わせ
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マグマ∞(フォーエヴァー)
☎03-3467-0439(劇団青年座)
✉magumaforever@gmail.com
劇団青年座の有志で結成されたマグマ∞(フォーエヴァー)。
60代・70代を中心としたベテラン勢が「本当にやりたい芝居を企画しよう」という意気込みで集まった演劇集団です。
若者に負けないパワーで挑む、この「南四局は終わらない」はマグマ∞の旗揚げ公演でした。
メンバーのラブコールにより、今をときめく田村孝裕さんが脚本・演出を担当し、今回のために書き下ろした新作となっています。
劇場に入ると舞台と客席の近さに驚きました。そして、雰囲気のあるセットと2台の雀卓がり、作品タイトルからもこの物語は麻雀を題材にした作品あなのだと伺えます。
シニアに人気の健康麻雀は「賭けない」「呑まない」「吸わない」がルールですが、舞台となる昭和の雰囲気が漂う雀荘「朝夕」では、常連客が集って賭け麻雀に連日熱中していました。
麻雀・雀荘業界も時代とともにルールや状況が変わり、若者にも流行りつつあるなか、「賭ける」ことに命とプライドをかけている「朝夕」の常連客は時代に取り残されたような様子で、「朝夕」はいつしか新規のお客さんが入りにくい雀荘になっていました。そこに新しいお客さんが久々に来る事で物語が動いていきます。
この物語は麻雀の知識が難しいかな?といった不安は、すぐに消え、麻雀をやったことのない私も大いに楽しめる作品でした。「朝夕」の常連たちの「賭ける」ことに命を燃やしてこそ真剣勝負と言うプライドは、時代遅れと思いつつも、清々しく格好良くも見えます。
ルールは分からなくても、「朝夕」に集まる人達のそれぞれが、そこに集まる理由やそこで生まれる友情や縁などは年齢関係なく共感できるものが多かったです。
ベテラン俳優陣の自然な芝居もあり、「朝夕」での時間がいかに生活の一部として常連客の中に溶け込んでいるのかが伝わってきたので、雀荘の存続の危機が訪れると観客ながら「無くなって欲しくないなあ」と思ってしまうほど物語に没入していました。
いくつになっても何かに夢中になれる事や魂を燃やせる事は本当に素晴らしい事で、家族とも異なるコミュニティの存在を羨ましいと思うのは、近所付き合いの減った今だからこそなのかもしれません。
時代の変化に合わせていくのも大事ですが、それに抗う意地とプライドもまた格好良いと感じた作品でした。
写真:吉乃由夏
coming soon
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We are prepared for leaflet,brouchure about outline and banners of Geirakusai.
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