イルカ団!Irukadan!
「LUEUR DORÈE MASQUE D’OR -黄金仮面-」
演劇「公募公演」
戯曲「アルセーヌ・ルパン」日本初上演など、「ルパン」シリーズの舞台化に取り組んでいるイルカ団!Irukadan!が今回お届けするのは、謎の怪盗と名探偵明智小五郎が戦いを繰り広げる江戸川乱歩の名作「黄金仮面」。彼らが挑む新たな挑戦に大注目です!本公演は、上野ストアハウスより無観客のライブ配信(後日アーカイブ配信あり)にて上演します。
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プログラム概要
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イベントレポート
日時・会場
- 日時
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【ライブ配信日時】令和3年1月17日(日)15:00~
【アーカイブ配信期間】ライブ配信終了後~令和3年1月25日(月)23:59
※公演時間は、約1時間45分を予定しております。
- 会場
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おうち
プログラム内容
<ストーリー(あらすじ)>
昭和初期。帝都東京に「黄金仮面」なる怪人物が現れる。
上野公園の博覧会会場に姿を現した「黄金仮面」は、厳重な警備を潜り抜け、大真珠を盗み出す。続いて日光の鷲尾公爵邸から、国宝級の如来像を盗み出した。
神出鬼没の「黄金仮面」は、大鳥家の令嬢不二子と共に暗躍を続ける。
「黄金仮面」に対抗すべく、名探偵明智小五郎が立ち上がった。
怪盗「黄金仮面」の目的は・・・?そしてその正体は・・・?
<出演者>
渡辺隼斗
夢麻呂
松田実里
後藤星羅
逢沢脩生 他
<スタッフ>
原作:江戸川乱歩
翻訳・構成・脚色・演出:小林ヒデタケ
照明:池田圭子
音響:奥村ココア(零‘s Record)
舞台美術:佐藤あやのAyano Sato
舞台監督:山本愛(RAF)
デザイン:中塚健仁
企画・製作/イルカ団IrukadanCO.
<イルカ団!Irukadan!について>
某劇団の演出部に所属していたひとりの男によって1995年に発足された企画製作ユニット。一回限りの予定だった為、特に何も考えずに「イルカ団Irukadan」と命名(理由は不明)。
二回目以降の公演は、団体名称を考えるのが面倒と言う事で、イルカ団!Irukadan!(いつの頃からか「!」マークが付くように・・・)として活動している。
当初の「コントオムニバス」から、その後の「静かな演劇」路線を経て、現在は「ツイステッドコメディ」と称した、展開が二転三転するミステリーやシチュエーションコメディを上演している。
鑑賞・参加方法How to watch
- お申し込み方法
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【視聴方法】下記購入サイトページにアクセスの上、チケットをご購入ください。
https://twitcasting.tv/irukadanno/shopcart/32284
※12/1(火)~チケット発売開始予定
【視聴チケット料金】
税込2,300円(台東区民招待あり)
[アンケート実施中!]
今後の運営の参考とするため、簡単なアンケートにご協力をお願いします。
ご回答いただいた方の中から抽選で、心ばかりの記念品をプレゼントします。
さらに何と台東区にお住まいの方限定で、江戸まちたいとう芸楽祭実行委員会名誉顧問のビートたけし(北野武)さんの著書「浅草迄」のサイン本をこちらも抽選でプレゼントします。
https://forms.gle/2pqCCjHxP65n22WPA
お問い合わせ
- お問い合わせ
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江戸まちたいとう芸楽祭実行委員会事務局Edomachi Taito Geiraakusai Executive Committee Secretariat
03-5246-1328
イルカ団!「LUEUR DORÈE MASQUE D’OR -黄金仮面-」レポート
今年の演劇「公募公演」は、上野ストアハウスにて、イルカ団!「LUEUR DORÈE MASQUE D’OR-黄金仮面-」が無観客のライブ配信により行われました。
これまで、戯曲「アルセーヌ・ルパン」日本初上演など「ルパン」シリーズの舞台化に取り組んできたイルカ団!が今回お届けしたのは、謎の怪盗と名探偵明智小五郎が戦いを繰り広げる江戸川乱歩の名作『黄金仮面』。イルカ団!にとっても、これまで挑戦した事のない新たな古典小説の舞台化と言う意欲的な取り組みとなりました。
今作は、昭和初期の帝都東京に現れた「黄金仮面」なる怪人物が、“上野公園”の博覧会会場に姿を現し、大真珠を盗み出す・・・。と言う台東区にも縁のある場所から物語がスタートしました。その後も神出鬼没に暗躍を続ける「黄金仮面」を中心に、その正体に迫る中で登場する個性豊かな人物たちをこれまた個性豊かなキャスト陣の熱演・怪演により、物語は目まぐるしくもテンポよく展開し、気が付けばあっと言う間にその世界観に引き込まれていきました。全体を通して緊張感のあるミステリー作品ではあるものの、イルカ団!がこれまで得意としてきた「ツイステッドコメディ」と称した二転三転したり、どんでん返しのコメディ要素も随所に散りばめられており、時折クスっと笑わせる場面もありながら、絶妙なスパイスになっていました。そうして、物語は終盤に差し掛かり、ついに今回の一連の事件の全貌が明らかにされる名探偵明智小五郎と謎の怪盗「黄金仮面」の正体(ここでは内緒にしておきます・・・)との直接対決となるクライマックスシーンでは、お互いの演技にも一段と熱がこもり、この物語の完結に相応しく見ごたえ十分でした。
今回の公演は、無観客のライブ配信と言う事で、会場のお客様の反応を直接感じる事が出来ない中で、劇団にとっても非常に難しい挑戦となりましたが、配信画面を通じてご覧いただいた皆様に、演劇の魅力や面白さ、そして、演劇文化存続の危機に直面するこんな時だからこその演劇へのひたむきな情熱がほんの少しでも伝わっていればこれ以上に嬉しい事はないと思います。
今後は、会場で笑いや感動など様々な感情を共有する事により、キャストと観客席が一体化し、劇場がひとつになる、、、そんな演劇の醍醐味を味わえる瞬間が復活することを楽しみにしております。
coming soon
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We are prepared for leaflet,brouchure about outline and banners of Geirakusai.
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