~江戸から東京へ『今に生きる江戸の賑わい』~

第1部

有料

2019年2月16日(土)
クロージング
~江戸から東京へ「今に生きる江戸の賑わい」~
第1部

第1部の幕開けとして、台東区長と台東区議会議長による開会挨拶の後、「スターの手型顕彰式」を行い、平成30年度の被顕彰者である歌舞伎俳優の中村勘九郎、中村七之助、女優の天海祐希、歌手の大月みやこ4名が登壇しました。


続いて、竜小太郎の花魁道中と江戸消防記念会 第五区による「江戸の鳶木遣りと纏振り」が行われ、重さ約20kg、高さ約2.4mの纏を振り回し、観客はその迫力に圧倒されました。


その後、お待ちかね中村勘九郎、七之助による歌舞伎舞踊『舌出し三番叟』が披露されました。豪華絢爛な舞台で、時に色気のあふれる演技で観客を魅了しました。


また、観客と演者が一体になって楽しめる、翁家和助による「江戸太神楽」や、熊澤南水による心に沁みる朗読「ひとり語り『十三夜』」が披露されました。


そして【第1部】の最後の演目は神田紅による「講談『新門辰五郎』」。「パパン!」と釈台をうつ張り扇の小気味よい音、物語の佳境へと向かうリズミカルな調子が、観客を講談の世界に誘いました。


レポート:芸楽祭事務局
写真:芸楽祭ボランティア 江頭幸宏
   芸楽祭ボランティア 鎌田俊英
   芸楽祭ボランティア 佐藤啓二