浴衣散歩「打ち水大作戦」

~今年の夏は江戸の知恵 浴衣で打ち水 寺町の夏!~

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2018年8月4日(土)
浴衣散歩「打ち水大作戦」
~今年の夏は江戸の知恵浴衣で打ち水寺町の夏~

「江戸まち たいとう芸楽祭」の初日、谷中区民館で「打ち水大作戦」が実施された。12時過ぎに集合した参加者はまず谷中区民館多目的ホールに集合。日本舞踊家・藤間綾胡(ふじまりょうこ)氏による「たすき掛けワンポイントレッスン」の講座があった。たすき掛けといえば着物で生活をしていた頃は誰でも知っていた生活の知恵のひとつだ。講師のお手本通りに見よう見まねでやってみると、1回では意外とうまくいかないことも。2回以上練習するとほとんどの人ができるようになっていた。最後に藤間氏から、「普段洋服で過ごすときにも、たすき掛けをすれば姿勢がよくなります!」とアドバイスがあった。

その後、打ち水のスタート地点である谷中防災コミュニティセンター前に移動。浴衣姿の女性が多く参加していて、風情があった。時刻は13時、炎天下の地表の温度を測ったところ50℃あった。使用する水は雨水などのリサイクル水を使っての打ち水が開始され、約15分ほどで終了。再び計測すると温度は39℃まで下がっていた。数値だけでなく、打ち水のあとは暑さが少し和らいで感じられた。

その後谷中界隈を街歩きしながら各所で打ち水を継続。寺の境内で打ち水をしたときには観光客が飛び入り参加する場面もあった。

出典:イベントレポートWEB((株)インタークロス・コミュニケーションズ運営)
写真:台東区